元号に関する世論調査

 日常生活で国民は元号や西暦を、どのくらい使用しているのでしょうか。以下世論調査結果です。1970年代後半時点では9割弱の国民が日常生活で元号を使用していましたが、現在は、どの調査でも3割から4割にとどまっています。


〇内閣府の世論調査(1976年8月20日〜29日)詳細はこちら

 1979年の元号法制定の根拠とされた世論調査(元号:ウイキペディア)、国民の87.5%が、「ふだん、手紙を書いたり、人と話をしたりする時、元号を使用する」と回答。


〇内閣府の世論調査(1977年8月22日〜31日)内閣府調査結果掲載ページ

1979年の元号法制定の根拠とされた2回目の世論調査、民の88.6%が、「ふだん、手紙を書いたり、人と話をしたりする時、元号を使用する」と回答。

※アンケート項目のパーセンテージは、内閣府調査結果掲載ページのアンケート項目左側( )内の数字です。 


〇年代に元号使用34% 30年間で「半減」

毎日新聞(2019年2月5日 東京朝刊)

 毎日新聞が日常生活での元号使用について、1975年、8979年、89年、2019年におこなった世論調査結果が掲載されています。
 2019年2月の調査では、「ふだん、年代を表す際に、元号と西暦のどちらを使うか」という質問に、「主に元号」と「元号と西暦と半々」がともに34%で並び、「主に西暦」が25%でした。
 1975年の調査で年代使用に「元号」という回答は、82%で、76年の内閣府調査とほぼ同じ割合になっています。30年間で、年代表記に「元号」を使用する人は半減しました。

〇 いつも使うのは「元号?」「西暦?」

 朝日新聞デジタル(2015年8月22日)
  
 1974人に「元号使用」、「西暦使用」、「使う理由」などを調査しています。「いつも使うのは元号」…32%、「西暦」…68%という回答でした。(アンケート結果